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いよいよ体調を崩す [ブラジル]

10/1|20日目
ついにやってきました!!アスホーゥにキュウリを突っ込まれたように飛び起き、便所へ駆け込む。便所が汚いなんてもう言ってられません。下痢ですよ下痢。下痢がひどく、全身の節々が軋み、意識も朦朧とする。夜中の3時、これより便所とハンモックを往復することになる。便所から戻りハンモックに横になるとまだ寝かせじ!とばかりに腹がキュルッキュルとセルボタンを押す。こんなとこでエンジンがかかったら大変と便所へ直行。アクセル全開でブッ放す、夜明けまで。

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そんなわけで夜明け。人々が目覚め始めた頃、出るものも出尽くして少し楽になる。下痢止めを飲んでひたすら横になる。マッキーニョが心配してくれている。ありがたい。
下痢止めが効いてきたのか立ち上がれるようになり、フェリーの向かうその先に昂然と現れたベレン Belém の街を眺める。
日本では体調を崩しても薬なんて飲まないのですが見直しました、薬ってすごいね。

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船室内では人々が慌しく動き回り下船の準備をしている。あんなにたくさんのハンモックも今は取り外され、荷物を引き払ったあとのアパートのようにガランとした空間を曝け出す。そんな船室でマッキーニョと写真をパチリ。
下船。長かった4泊5日の船旅も振り返ってみればあっという間、何事もそうだけどね。陸地に降り立ち、マッキーニョとの別れを惜しむ。暫しの並走を終え、ガッシリと抱き合う。マッキーニョがいい顔していいこと言ってる。オレもあの時ジョルジに言えなかったことをスッと言えた。ありがとうマッキーニョ。

船着場にて下船客がバスやタクシーに乗り込むところを横目にオレは歩いて街へ向かう。体調が悪いときにそんなことをする必要はまったくないのに。うだるような暑さ、両肩に食い込むバックパック(25kg)。腹がまたキュルッキュルと言い出す始末。ということで志半ばに「TAXI!」と高々と右手を上げる。
日曜日のベレンの街はすべての店が閉まり、マナウスよりも大きな街だけあって、かえって不気味な雰囲気だ。目的の宿は潰れていたのでタクシーの運ちゃんの言われるがままに次の宿へ。その宿の部屋は4階まで階段で上る必要があり、しかも高い(35へアイス)、部屋は汚い。体調が悪くて気分的には早く決めてしまいたかったが別の宿を探すことにする。もうひとガンバリして別のホステルへ。15へアイス。洗濯もできそうだしほかに客がいなくてドミがシングル扱い。すぐに決め、下痢止めと解熱剤を飲んでベッドに倒れこむ。

お目覚め。期待と共に熱を計るが下がっていない。水が切れたので街へ。途中フェリーボートで一緒だったドイツ3人娘とばったり会い、ランチに誘ってくれたのだが泣く泣く断る。(たとえ体調が悪くても誘いに乗れる、そんな人間に私はなりたい)
開いてる店を何とか見つけてジュースにコーラに水を購入。風邪を引いているときはやるこた同じ。着れるものを全部着て、寝て、起きて、水分採ってシャワー浴びるの繰り返し。
夜、熱が下がる。洗濯、旅の予算の収支確認、デジカメデータの移行をして、また眠る。

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