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ブラジル Archive

ブラジルの治安について/チャオ、ブラジル! [ブラジル]

10/17|36日目
DCimges 1094
7時起床。食堂で日記を付けながら朝ごはん。少しすると宿のオーナーが現れて「青の洞窟はどうだった?」と声をかけてくる。昨日注意したことを気にかけてくれているのか、殊に優しい感じ。
日本のことやお互いの話をなんとなく話すうち、オーナーもテーブルの向こう側に腰をかける。初めて出会ったときに妙に凄みがあるなぁと感じたオーナーはブラジルの治安についての話題になったときにこんな話を始める。

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ジョゼのホスピタリティ精神 [ブラジル]

10/16|35日目
7時半に起きる。パンタナールでは10時過ぎに寝て5時半に目覚める生活を送っていたためよく眠った気がする。朝食にはたくさんの種類のパン、パンケーキ、フルーツにコーヒー、紅茶、フレッシュジュースが並び、「朝食はアタリだ!」と胸を躍らせるが口にしてみると怪しい味わい。パンケーキが甘苦かったりフレッシュジュースはネットリしてて味がなかったり。宿泊客はオレ一人しかいないようだし日持ちがいいものを並べてほっといてる感じですね。
朝食をとりながら、今後の計画を練る。昨晩ジェシカが教えてくれたカーニバルまでは到底滞在することはできない。ブラジルを出国してどうするのか。最終的にどこまで行くのか。旅も残り18日。連休というものは過半を超えると終わりが散らつき始め、残りが幾日あろうと浮ついた気分が覚めてゆくものである。18日間なんて3連休6回分もあるのにこの不安感は何なんだ?
今後の計画を10時半までたっぷりと考えるが埒が明かないので町に出る。

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コミュニケーションのかたち [ブラジル]

10/15|34日目
DCimges 1042

朝からポツリポツリと雨が降っている。顔を洗って朝食。朝食でも相変わらず喋れない日本人です。
今日でこの3泊4日のツアーも終了。長かったブラジル滞在も数日となり、このあと国境の町ポンタポランからパラグアイ入りする予定。今晩はボニート Bonito という小さな町に泊まるつもりでいたけれど、日曜日だからボニートまでのバスはないよとレジェに言われる。ボニートの手前の町アナスタシオンまでしか行けないとのこと。

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ピラニアを釣る/馬を駆ける [ブラジル]

10/14|33日目
朝食。オーストラリア人のジョージとドッジ、ベルギー人の美男美女カップル、ベルギー人の太っちょとノッポでテーブルを囲む。昨晩、ベルギーからの4人を大いに笑わせたジョージが今朝もマシンガントークを繰り広げる。たぶん、ある側面でものすごくバランスが取れていたのだろう。互いの会話を十二分に楽しんでいる様子。時折話をふられるが英会話のスピードに全然ついていけない。
朝食を食べ終えるとレジェから今日の予定、服装などの説明を受ける。ポルトガル語訛りの英語が聞き取れないので、個別にあとから質問をしなおす。英語が聞き取れない、周りとのコミュニケーションに限界がある、ということで朝っぱらから気持ちが下がり、状況に呑ま込まれ始める。

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大湿原の小さな見栄 [ブラジル]

10/13|32日目
DCimges 962

早朝4時、トイレに目覚める。小屋を出て離れのトイレに向かう。月夜の明るさ。控えめな鳥の鳴き声。
5時過ぎ。突然の便意に襲われる。下痢です。もういい加減にして欲しい!ちゃんと治したい!この下痢の連続に朝から完全にテンションが下がる。
これから3日間、文字通り大自然に囲まれて時を過ごすのですが、度重なる下腹の調子に悩まされてか、ある種、特異な精神状態になる。体調不良によるテンションの低さがトリガーとなり、さまざまな要素が重なり合って、躁と鬱を行き来するようになる。目も覚めるような大自然の営み、雄大さに奇声を発することもあれば、ツアー参加者との言語上のコミュニケーションの壁にぶつかり深く落ち込むこともある。本州を丸ごと飲み込む大湿地帯の中で、結局のところ数名の人間関係にさい悩む自分を発見し滑稽に思うのはもう少し先の話。

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パンタナールツアー、悪路を往く [ブラジル]

10/12|31日目
8時過ぎ、朝食のためバスが停まる。パンを少し食べてまた眠る。10時半、パンタナール観光の拠点となる町、カンポ・グランジ Campo Grande に到着。ここではツアーの手続きだけをして、すぐにパンタナール Pantanal と呼ばれる湿原地帯へ乗り込む予定。日本の本州がすっぽり入る大湿地帯。縦断道路を作ろうとして頓挫したらしい。

DCimges 838

バスを降りると客引きが現れる。ペンソン荒木で予習していたツアー会社だったので安心してロドビアリオの目の前のオフィスへ向かう。3泊4日のツアーに参加を決める。280ヘアイス也。併設のホステルで荷物を降ろし、少し休む。テレビではベジータが何かしゃべっている。サクッとブログを更新して昼食にX saladaとスッコデキウイ。平らげると時を同じくしてバスが出発。急いで乗り込みこれから7時間、いよいよパンタナールの奥地へ向かう。

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日本人移民というリアリティ [ブラジル]

10/11|30日目
8時半ごろ目覚める。シャワーを浴びてチェックアウトの時間を確認しに荒木のおばさんのところへ。今夜21時のバスでカンポ・グランジ Campo Grande へ向かう旨伝える。名物のコーヒーをブラックで1杯、更に甘いのをもう1杯。日系新聞は中日優勝を報じている。今日は誰かに再会しそうだなという予感が現れては消える。朝食を買って宿へ戻る。

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アイルトン・セナのお墓参り [ブラジル]

10/10|29日目
8時過ぎに目覚める。子供たちが走り回る音。掃除機をかける音。まま、10時過ぎまで眠りこける。顔を洗い、No.2。おぉ!アマゾンで体調を崩して以来、初めての普通のウンコ!感動バナナ!日本食効果が早くも現れる。ソファに座り込み今日の予定を考えつつ、そこにあった野口健の本を斜め読み。ブログつけなきゃなと思いつつ宿を出る。
移民資料館はまだ開いていなかったので地下鉄でバハ・フンダ Barra Funda 長距離バスターミナルへ。キレイな駅だ。明日の夜発のパンタナール行きのバスチケットを購入。バスターミナルで朝食というか昼食を取り、CDを衝動買い。例のごとく店員とあーだこーだ相談しながら、超メジャーからサンバまで4枚を購入、112ヘアイス也。甘い甘い本家ロベカルにベッチ・カルバーリョお墨付きのサンバグループ、日本でも聞いてたトン・ゼーにホンワカ語り系のXangai。トン・ゼーはマジかっこいい。

RobertoCarlos GrupoFundoDeQuintal_SambaENoFundoDoQuintal TomZe_EstudandoOPagode Xangai_CantoriaDeFesta

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ふるさとは遠きにありて思ふもの [ブラジル]

10/9|28日目
松尾さんがサンパウロへ出かけるようだ。眠り続ける。8時半過ぎに目覚め、顔を洗ってNo.2。腹の調子悪し。紙が切れてたのでケツを汚したままフリチンで彷徨い歩く。朝食はゆっくりたっぷり。
さて!少し肌寒いがビーチへ。目の前がコパカバーナビーチなのに泳がずに帰るのは育ててくれた両親に面目が立たない。泳いでる奇特な人も2名ほどいるし、オラッ!と飛び込む。
ん~、気持ちいい。海は無条件で楽しい。少しすると海中の方が暖かく感じ始める。30~40分ほど波と格闘しコパカバーナに抱いていたイメージを叩き潰す。
南国イメージとは程遠いシーズン外れのビーチだけれど、それはまた次回のお楽しみに。今日のお昼のバスでサンパウロに戻り、いよいよパンタナール湿原へ向かう予定。
宿に戻ってNo.2。腹の調子は相当に悪い。薬を飲んでチェックアウト。宿のおばちゃんにお礼を言い、ステキな笑顔に送り出される。ビンゴでバスが来たのでウリャッと乗り込む。

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リオデジャネイロでNo.2 [ブラジル]

10/8|27日目
DCimges 767
砂浜の隅で開かれた小さな魚市場からコパカバーナ海岸を臨む

8時ごろに目覚めると昨日の日本人2人はもうカポエィラのイベントに出かけたようだ。シャワーを浴び、トイレに。No.2を。No.1はシッコ、No.2はウンコ。腹の調子すこぶる悪し。おばさんが用意してくれた朝食をたっぷりと取り、噂に聞きしコパカバーナ海岸 Praia do Copacabana へ。サンバカーニバルが行われる真夏が2月なので今は日本でいう4月初旬。赤道付近から降りてきたので小雨が顔を濡らすその光景は何とも寂しい限り。リオのコパカバーナとくればちっさいビキニという浮ついた妄想はみるみると萎んでゆく。

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マラカナンスタジアムでサッカー観戦 [ブラジル]

10/7|26日目
朝。どこだかわからぬサービスエリアでサンドイッチとオレンジジュースの朝食を取る。外気は今までがウソのように涼しくなった。今日で旅はちょうど半分、26日目。これから向かう予定であるパタゴニアの寒さを思うと、すっかり涼しくなった外気に今から先が思いやられる。
バスに乗り込むと二度寝し、目を覚ませば日記を書きつつサンドロに以前もらったクッキーを平らげる。そしてまた眠る。お昼はハンバーガー、そして眠る。12時半到着予定が少し遅れているようだ。ジョワイスがリオ近郊の町で降りたような気がするが眠り続ける。突然、激しい便意に襲われバス後部に設置されたトイレに駆け込む。と同時にどこかに到着した模様。扉の鍵を掛け忘れたようで長いこと篭っていると車掌が現れる。リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro へようこそ。

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リオ・デ・ジャネイロへ [ブラジル]

10/6|25日目
LaranjeirasHostel

6時起床。今朝は9時半発のリオ・デ・ジャネイロ行きのバスに乗る予定。
チェックアウトの準備をし朝食。このホステルの朝食は最高だった。パンの種類が選べて新鮮なフルーツがたっぷり。食後にはケーキも食べれて宿代に料金込み!なので今朝もバス時間のギリギリまで食べ続ける。冷たいミルクとフレッシュジュースのグラスを並べ、食後はケーキにコーヒーを合わせる。
こんなホテルみたいな朝食、この旅では後にも先にもここだけ。ドミは狭かったですがとても清潔で宿の人々もやさしかった。バックパッカーに限らず地方のクラブキッズや小奇麗なOLなんかもいて、すごい泊まりやすい宿だと思うので皆さんも是非!
Laranjeiras Hostel
また来たいなと思えるホステルのひとつです。まぁでも次回はもっとリッチな旅がしてみたいですが。

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バス555/黒人密教カンドンブレーの夜 [ブラジル]

10/5|24日目
DCimges 746
朝食後、宿のトイレに籠もっているとけたたましいドラムラインが鳴り響く。凄まじい爆音。何か面白いことやってるぞ、と尻も拭かずに下を覗き見ると真っ赤な揃いのTシャツに身を包んだ子供たちがドラムロールを鳴り響かせる。見れば宿の向かいの建物にペンキでエスコーラ・ドラム・ナンチャラとの文字。エスコーラ・ジ・サンバは地域のサンバ隊なので、その楽隊版のようなものだろう。その爆音、近所の人々の暖かい眼差し。土地に根ざしたドラムラインに身を委ね、しばし時を忘れる。

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サルバドールサンバレコード [ブラジル]

10/4|23日目
早朝、ブラジルの濃ゆい男達がバスを降りる。サンドロファミリーとオレ以外の皆。アンドレイとガッツリ握手。グローブみたいな手だよ。
体調はだいぶ良い。胃もたれや体のだるさも峠を越えた模様。食欲はあまりないので朝メシはヤクルトタフマン、1本300円!そういえば昨晩はトンカツばかり登場する夢を見た。ストーリーの全てのプロットがトンカツを食べることを目的とした夢。フロイトを出す必要もない。オレあ祖師谷新和のトンカツが食べたい!のだ!

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バイーアの誇り [ブラジル]

10/3|22日目
DCimges 730
サンドロに起こされて目を覚ますとどこかのターミナルに着いた様子。トイレで顔を洗っている間に何人かの新しい乗客を乗せ、バスは忙しなく出発する。
サンドロファミリーの住む街サルバドールまでのバス移動は40時間、到着は明日のお昼なので今日はひたすらバスに乗り続ける予定。最後部座席をサンドロファミリーが占め、俺はその前に席を陣取る。通路を挟んで隣りにはこの発着所から乗ってきた超巨漢のアンドレイが座る。武蔵丸みたいにデカイ。サンパウロ行きのバスで出会った馬鹿なブラジル人を思い出し、ドキドキしていたが、それは取越苦労でアンドレイとも意気投合。

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南米時間の功罪 [ブラジル]

10/2|21日目
DCimges 717
6時半ごろ目を覚ますが9時までウダウダと体を休める。腹の具合はまだおかしいが熱は完全に下がって36度2分。ヴェロペーゾ市場 Mercado Ver-o-Peso へ向かい、ココナツジュースと揚げパンで全快を祝う。朝の市場は色鮮やかな果物が立ち並び、油ギトギトの肉の塊や干した魚の匂いがキョーレツ、歩くだけで食欲が失せてくる。その匂いに釣られてたくさんの小蝿や不潔そうな禿げ鷹が群れを成している。
ベレンはアマゾン河河口で起きるポロロッカ Pororoca という波が逆流する自然現象や世界最大の中島、マラジョー島 Ilha do Marajó が有名。スケールのデカイ話、ポロロッカは東京から三重までの距離を逆流、アマゾン河に浮かぶマラジョー島は何と九州よりデカイ!

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いよいよ体調を崩す [ブラジル]

10/1|20日目
ついにやってきました!!アスホーゥにキュウリを突っ込まれたように飛び起き、便所へ駆け込む。便所が汚いなんてもう言ってられません。下痢ですよ下痢。下痢がひどく、全身の節々が軋み、意識も朦朧とする。夜中の3時、これより便所とハンモックを往復することになる。便所から戻りハンモックに横になるとまだ寝かせじ!とばかりに腹がキュルッキュルとセルボタンを押す。こんなとこでエンジンがかかったら大変と便所へ直行。アクセル全開でブッ放す、夜明けまで。

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嵐の前の静けさ [ブラジル]

9/30|19日目
DCimges 658
マッキーニョに起こされる。食堂に向かうと昨晩騒いだ分だけ顔見知りが増えている。欧米人は欧米人で固まり、ブラジル人は欧米人と距離をとるのだけれど、一人きりの東洋人はみんなと仲良くなれる。
変な話なのですが右隣りのハンモックで寝ているダサいベルギー人バックパッカー2人はブラジル人と全然話さないくせに何とポルトガル語が堪能である。それなのに男2人でお喋りばかりしている。意味不明だよ。

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中継地サンタレン [ブラジル]

9/29|18日目
DCimges 648
5時半ごろ、人々の動く気配に目が覚める。マナウスとベレンの中継地サンタレン santarém に到着した模様。寝ぼけ眼のうちにディエゴがあっさりと船を降りてしまう。家族に会えるということで意気揚々と去っていく。いろいろと世話になったのに挨拶ができなくて残念。ここサンタレンでマッキーニョを除く3人が船を降りるとのこと。寂しいやね。
歯を磨き顔を洗って食堂へ。食堂ではアドリアーナがひとりパンを齧っていた。昨日までいちゃついていたディエゴがあっさりと去ってゆき、アドリアーナはアドリアーナでその後姿をなんとはなしに見送っている、その刹那的な出会いと別れに日本人としては不思議な印象が残る。
朝食を終え、アドリアーナとはちゃんと別れの挨拶ができた。ハグとキス。船を降りてゆく後姿を眺め、旅ならではの郷愁に包まれる。gata gatinha!

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船旅の優雅な一日 [ブラジル]

9/28|17日目
DCimges 635
5時半。あちこちで人々の目覚める気配がする。夢うつつに日の出を見たいと思うがそのまま8時過ぎまで寝てしまう。
2等のハンモック部屋の冷房は効き過ぎ。周りの乗客はタオルケットを持ち込んで快適に眠っていたようですが、自分は寒すぎてまったく熟睡できなかった。寒さ、誰かが寝返りするとその揺れが両隣へ伝わる立体的なザコ寝状態もあってか快眠には程遠い目覚め。

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ブラジルの娘っ子 [ブラジル]

9/27|16日目
ついに来ました!アマゾン河を4泊5日で下る船旅!出航まで時間はたっぷりあるのでホテルに荷物を預けマナウス市内観光と洒落込む。国立アマゾン研究所、アマゾナス劇場などを廻る予定で、まずはホテルから歩いて20分ぐらいの観光局で地図をもらうことに。その道のりは凄まじい炎天下。ボタボタと汗が流れ油断すると意識が遠くなる。必死の思いで辿り着くがリオネグロ宮殿内にある観光局は移転したとのこと。南米各国の「地球の歩き方」に掲載されている情報はいい加減でこういったことはよくある。とてもじゃないけれどもこの灼熱の中を移転先の観光局へ向かうことは出来ない。すぐそばのバス停から市バスに乗り込み、そこから1時間ほどの国立アマゾン研究所へ向かう。

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旅のテーマ [ブラジル]

9/26|15日目
10時起床。昨晩洗濯した大量の衣類も一晩でケッコー乾いている。南国ですな。
ちなみに旅での洗濯は原則手洗いなのですが宿ごとに洗面台の大きさも使い勝手も異なるので都度新しい洗濯手段を把握、実践しなければならない。この宿は洗面鉢が小さい上に体力的にも疲れていたのでタイル張りのチッポケなシャワールームに洗濯物をばら撒き、体を洗いながら足踏みする手段を選択。
洗濯機って偉大だね。結局2時間以上かかった。
そのタイル床はお世辞にも清潔とはいえない代物で自分の洗濯物で掃除してあげようという心意気がないと出来ない。その心意気はなかったが判断能力が鈍っていたので出来た。

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別れて出会って別れる [ブラジル]

9/25|14日目
DCimges 296
早朝5時過ぎ、まだ薄暗い中をボートで漕ぎ出す。このツアーで一人旅は自分だけなので、ボートの一番前が指定席となっている。
川幅は両岸が視界に収まる状態から湖面に浮かぶ浮島といった状態へと広がってゆく。ボートの舳先から向こうの世界はゆっくりと確実に夜が明けてゆく。特等席から見える島は白い川面に反射し、美しい線対称を描く。この線対称を朝の空気と一緒に脳みそに焼き付けて日本に持ち帰りたい。

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アマゾンジャングルロッジツアー! [ブラジル]

9/24|13日目
8時、ホテルに荷物を預けてピックアップを待つ。日曜日の朝で道を行く人もまだ少ない。暑さはまだ心地良いがこのあと小1時間もすれば路面が熱せられ、大気が纏わりつき汗が吹き出る。
本日はアマゾンのジャングルロッジ1泊ツアー!河に浮かべたロッジでノンビリ過ごすツアー。小学生にとって想像力広がる土地、アマゾン。仮面ライダーアマゾン、川口浩、ムツゴロウさん、社会科資料集のカラーページ。小学生時代、いつかは行くもんだと思い込んでいたんですがホントに行くんだな、へへへ。
南米時間ということでホテル前で40分待つ。その頃には暑さで疲労困憊。ポルトガルからの老夫婦も合流していざフェリーターミナルへ。

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空路アマゾンへ [ブラジル]

9/23|12日目
荷物の整理やらなにやらしていて結局2時間しか眠れず。朝8時、荷造りを終えてマイコと共に新館へ。チェックアウトの手続きをして、マイコは一足早く旅立つ。良い旅を。
出発の時間までコーヒーを飲む。そこには到着したばかりの夫婦が日系移民のおじいさんと話しこんでいる。専ら聞き役に徹して、おじいさんの昔話を上手い事引き出すおふたり。田中邦衛を男前にしたような40代後半の旦那が何となく印象に残ったのですが18日後再びサンパウロでこの家族と出会うことになる。
地下鉄で Tatuapé 駅まで向かいそこからローカルバスでグアルーリョス国際空港 Guarulhos へ向かう。3ヘアイス、安い!旅行者向けのリムジンバスが25ヘアイスなので1/8ですな。

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セントロの表情 [ブラジル]

9/22|11日目
DCimges 235
10時起床。この旅初めての遅い目覚め。朝メシを買いに行き、部屋に籠もり今後の予定を考える。当初の予定ではこのあとリオ・デ・ジャネイロに長距離バスで向かいそこから大西洋岸の町をジワジワと北上、アマゾン河の河口の町ベレンまで2週間ぐらいかけて移動するつもりでいた。しかし今はとてもとてもそんな気持ちになれなかった。長距離バスに乗りたくない。一昨日のブラジルショックが自分の気持ちを弱気にさせ、そんな状態でリオ・デ・ジャネイロに向かいたくないと思った。
こういった感覚は大切にすべきだと思う。裏を返せば一人旅ではこういった感覚が全てだ。そんなわけでアマゾンの町マナウスまで2,700kmを飛行機でひとっ飛びすることにした。その大きな転換に今ひとつ自信はもてなかったのですが今振り返ってみれば良い判断だったと思う。

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ペンソン荒木の夜も更けて [ブラジル]

9/21|10日目
DCimges 240
長距離バスターミナルから地下鉄で10分ほど。リベルダージ Liberdade の次の駅、サン・ジョアキン San Joaquim で下車。サン・ジョアキン駅は東洋人街のあるリベルダージ地区の南に位置する。駅から坂道を50メートルも下ると噂に聞きし日本人宿ペンソン荒木がある。中庭を内側に抱え込み、表からは扉の表情しか見えない町並みの中、見落としかねないサイズで「ペンソン荒木」と印刷されたラミネートがかかっている。呼び鈴を鳴らすと厳重な鉄柵扉の更にその奥の扉の鍵を開け開け、60代中ごろの女性が現れる。「いらっしゃいー。」

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ブラジルの洗礼、またはオレの妄想か [ブラジル]

9/20|9日目
強い雨が降っていたかと思うと途端に止む。この季節、朝方は決まって雨が降るのだろう。
地階のバスルームでシャワーを浴びていると停電になり、暗闇の中、水を浴びる。ブラジル領事館でビザを取得し、バス停でサンパウロ行きのチケットを入手する。プエルト・イグアスでビザを取得すると渡航期間は30日間しかないようだ。日本やブエノスアイレスで取得すると90日間のビザになるがこの際致し方なし。ケンとマイコと3人、ローカル向けのカフェで朝食をとる。甘い菓子パン、コーヒーをたっぷり2杯。

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[ブラジル]ただ今カンポ?グランジ

サンパウロから15時間。パンタナール湿原へはこれから更に7時間。
3泊4日してきます。アリゲーターとカピバラに会ってきます。

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[ブラジル]サンパウロのネットカフェ

で写真をアップロードしてみました。写真はもう1000枚突破、うち6枚をどうぞ
本文はデータが文字化け。今気付いたんだがテキストエディタをダウンロードすりゃよかったんだな。いずれ載せます。

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[ブラジル]雨のリオデジャネイロ

という歌謡曲があったようななかったような。
霧雨による寒さ、強烈に冷やされたエアコンディションが原因と思われる下痢に脅え、どこを巡ってもまるで修行。

コルコバードもポンジアスーカも真っ白な霧に埋もれ、そんな中を簡易ビニルカッパを強風に煽られる東洋人。

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[ブラジル]マラカナンでサッカー観戦

本文いずれ


船上で会った熱烈なサンパウロファン。右端はフラメンゴファンのマッキー二ョ。5日間一緒に遊んでかなり仲良くなった彼は17歳。29歳と付き合ってる!道理で落ち着いてると思ったよ

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[ブラジル]サルバドールは音楽の町

本文いずれ


宿の前がエスコーラドラム。音楽はいつも鳴っている。20メートル歩けば別の音楽が始まる

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[ブラジル]ジャングルツアー終了!

旅行中自分のためのメモのようなものを毎日ブログで更新しようと思っていたんだけど朝から晩まで遊んじゃってダメです。当たり前か。なのである程度まとめて報告をする予定。
ちなみに今はブラジルのマナウスというところにいます。ベネズエラの下ら辺。そこからアマゾン川を船で下って大西洋に面した河口の街ベレンに向かいます。ハンモックで寝ます。ここである程度時間を作れそう。

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