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2007年05月

南米時間の功罪 [ブラジル]

10/2|21日目
DCimges 717
6時半ごろ目を覚ますが9時までウダウダと体を休める。腹の具合はまだおかしいが熱は完全に下がって36度2分。ヴェロペーゾ市場 Mercado Ver-o-Peso へ向かい、ココナツジュースと揚げパンで全快を祝う。朝の市場は色鮮やかな果物が立ち並び、油ギトギトの肉の塊や干した魚の匂いがキョーレツ、歩くだけで食欲が失せてくる。その匂いに釣られてたくさんの小蝿や不潔そうな禿げ鷹が群れを成している。
ベレンはアマゾン河河口で起きるポロロッカ Pororoca という波が逆流する自然現象や世界最大の中島、マラジョー島 Ilha do Marajó が有名。スケールのデカイ話、ポロロッカは東京から三重までの距離を逆流、アマゾン河に浮かぶマラジョー島は何と九州よりデカイ!

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いよいよ体調を崩す [ブラジル]

10/1|20日目
ついにやってきました!!アスホーゥにキュウリを突っ込まれたように飛び起き、便所へ駆け込む。便所が汚いなんてもう言ってられません。下痢ですよ下痢。下痢がひどく、全身の節々が軋み、意識も朦朧とする。夜中の3時、これより便所とハンモックを往復することになる。便所から戻りハンモックに横になるとまだ寝かせじ!とばかりに腹がキュルッキュルとセルボタンを押す。こんなとこでエンジンがかかったら大変と便所へ直行。アクセル全開でブッ放す、夜明けまで。

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嵐の前の静けさ [ブラジル]

9/30|19日目
DCimges 658
マッキーニョに起こされる。食堂に向かうと昨晩騒いだ分だけ顔見知りが増えている。欧米人は欧米人で固まり、ブラジル人は欧米人と距離をとるのだけれど、一人きりの東洋人はみんなと仲良くなれる。
変な話なのですが右隣りのハンモックで寝ているダサいベルギー人バックパッカー2人はブラジル人と全然話さないくせに何とポルトガル語が堪能である。それなのに男2人でお喋りばかりしている。意味不明だよ。

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中継地サンタレン [ブラジル]

9/29|18日目
DCimges 648
5時半ごろ、人々の動く気配に目が覚める。マナウスとベレンの中継地サンタレン santarém に到着した模様。寝ぼけ眼のうちにディエゴがあっさりと船を降りてしまう。家族に会えるということで意気揚々と去っていく。いろいろと世話になったのに挨拶ができなくて残念。ここサンタレンでマッキーニョを除く3人が船を降りるとのこと。寂しいやね。
歯を磨き顔を洗って食堂へ。食堂ではアドリアーナがひとりパンを齧っていた。昨日までいちゃついていたディエゴがあっさりと去ってゆき、アドリアーナはアドリアーナでその後姿をなんとはなしに見送っている、その刹那的な出会いと別れに日本人としては不思議な印象が残る。
朝食を終え、アドリアーナとはちゃんと別れの挨拶ができた。ハグとキス。船を降りてゆく後姿を眺め、旅ならではの郷愁に包まれる。gata gatinha!

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