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コロニアでの休日 [ウルグアイ]

9/16|5日目
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今朝は6時半に起きる。朝食も用意されていないテレビ室を抜け、外へ。天気は判を押したように昨日と同じ晴天。今日はウルグアイのコロニア Colonia del Sacramento という町へフェリーで向かう。ブエノスアイレスの港からフェリーに乗って3時間、世界遺産にも登録されたラ・プラタ河対岸の古い町だ。

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フェリーで3時間で行けるとはいえそこは外国。港のフェリー乗り場は天井の高いキレイな建物で、空港と同じようにチェックインカウンターと搭乗口を持ったしっかりとした建物だった。その広い空間にものすごい人の数、数、数。ん~、と軽く現実逃避も兼ねロビーに併設された食堂で朝食をとる。うっすらと感づいていたんだけれどその空間にいる人々はファミリー層、地元の学生グループ、カップル。他国へ向かうという緊張感なんて感じることもなく朝早くから隣町の観光名所に遊びに行くというイメージ。天気の良い土曜の朝にハイテンションで会話を楽しむ人々。う~ん、浮いてるなぁ、おれ、テヘヘ。

ウルグアイ上陸。フェリー内では爆睡してしまってアッチューマに着いてしまった。港から少し歩いたところにあるレンタバイク屋で原付を借りて海岸通りを走る。久しぶりのスクーター、スクーターって足が組めるんだね。少しスピードを出すだけで肌寒く感じるので30km/hほどのスピードで景色を楽しむ。美しい海と砂浜、道路際に植えられたヤシの木。そこは20分も海岸線を走れば主要箇所を一周できてしまうほどの小さな田舎町だった。

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町の中心部でバイクを停め、オープンカフェや港にあるヨットハーバーを覗く。昼間からだらしなくビールを飲んでいるお父さん、テラスで気持ち良く全身に風を受ける子ども達。うん、わかった。この町はブエノスアイレスの人々にとっての保養地、しかもちょっとリッチな人々とリッチ気分を味わいたい普通の人々が来る町なんだね。観光客がアルゼンチンペソを落としてゆくことで成り立つ時間の止まった町です。自分のように言葉もわからず、歴史的背景を汲み取れずという人間ならなおさら、何かをみつけようと目を凝らすのではなく何もせずにダラダラした方が良いようです。ということでひたすら栄養補給とアルコール摂取に励み、その後は砂浜で寝て過ごす。

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帰りのフェリーの時間が近付いたのでレンタバイク屋から目と鼻の先のガススタへ。
原付にガソリンを入れる。アルゼンチンペソで5ペソ。するとガススタの兄ちゃんがちょっと待ってと目配せして笑顔でウルグアイ硬貨を一枚くれた。その後の旅で南米5ヵ国を回るんですがこの硬貨が日本に持ち帰った唯一のコイン。ウルグアイの記憶。

帰りのフェリーも爆睡。動いた予感も停泊したのも覚えてない。自宅に戻るために人々が降り口へ一斉に向かう。座席で目が覚めず呆けていると目の前を見知った顔が通る。タンゴを一緒に見た日本人青年オカダくん。「お~」ということで再会を喜び、お互いの数日を話し合う。彼は行きのフェリーで人身事故により8時間立ち往生したり、コロニアに一晩泊まったりしたとのことでコロニアを楽しんだ様子。
今日の宿がないということでホステルへ一緒に向かう。宿に戻ると生意気そうなオマー・シャリフは宿を移った後だった。オカダくんとドレーゴ広場で1時ぐらいまで飲む。

Comments:1

veery 2007-01-30 (火) 00:02

あたいもコロニアゆっくりしたかったとです~( ´△`) アァ-
いいなー☆もっかい行き鯛☆

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